残暑お見舞い申しあげます。
7月15日の本会「永代神楽祭(命日祭)」は無事斎行されました。今夏も連日の猛暑が続いておりますが、この日ばかりは少しだけしのぎよい涼風に恵まれまして、昇殿参拝中も暑さを忘れるくらいでした。
命日祭は、神職の祝詞奏上にはじまり、浦安の舞いに続き全員揃っての拝礼から黙祷を終えて退下しました。境内には例年通り「みたままつり」の献灯が並び飾られ、山車、御輿、ねぶたのぼんぼり等で賑やかな行事が始まることで、参拝者も多いと聞いております。
つい先日も企業戦士が標的になったアルジェリアの悲劇が起きています。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。2月6日はマーシャル群島のクェゼリン・ルオット両島守備隊玉砕の日です。毎年凍えながらの永代神楽祭に臨みます。
若くして亡くなられた数多くのご英霊のおかげで今日のような平和なおまつりが出来ることへの感謝を忘れないようにしたいと思います。靖国神社・京極高晴宮司の定年退任に伴い、本年1月18日替わられましたので、ご挨拶をと考えておりましたら参集殿で坂明夫祭務部長さんの紹介で偶然にも面接することが出来きました。新しい宮司さんは、徳川康久氏です。(参考:祖父は第15代将軍徳川慶喜の九男で、叔父は海軍少佐で戦死し、靖国神社に祭られている)
さて、本HPの閲覧者からメールや電話連絡が届くようになりました。本会行事の折には「ホームページ開設!」を強くPRしておりますが、まだまだアクセスカウンターの数値は上がりません。会員の皆さんのご理解とご協力を得て、実に良く出来たHPと思っております。特に「ドキュメント」欄は戦後史の宝庫と自画自賛しております。ゆっくりと見渡して戴ければご満足戴ける発見があるものと思います。ご意見ご希望をお待ちしております。
平成25年8月1日
マーシャル方面遺族会会長
黒川 誠