
マーシャル方面遺族会は今年で創立以来49年となります。日本の歴代総理大臣みたいに多くは代わりませんが、それでも私の代で5代目です。私は歴代会長のお年を越えてしまいました。
一昨年は阪神大震災をはるかに上まわる東関東大震災で、地震による津波の被害と追い打ちをかけるように福島県の原子力発電所破壊による放射能の被害は、私たちの想像をはるかに超えたものとなりました。原子力の専門家、学識経験者といえどもなすすべはなくいまだに復興の不手際が新聞、テレビ等々で繰り返し報道されています。被災地の皆様のご苦労に心よりお見舞い申し上げます。
つい先日も企業戦士が標的になったアルジェリアの悲劇が起きています。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。2月6日はマーシャル群島のクェゼリン・ルオット両島守備隊玉砕の日です。毎年凍えながらの永代神楽祭に臨みます。
昨年11月には4年ぶりに本会主催の現地慰霊団を送ることが出来ました。その模様は「本部だより」27号をご覧ください。このホームページも本会のPR不足からかアクセスカウンターの数字が上がりません。よろしくお広めください。
平成25年2月1日
マーシャル方面遺族会会長
黒川 誠